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カテゴリー:経済

尖閣諸島 中国 台湾 [経済]

尖閣諸島(中国名・釣魚島)を東京都の石原慎太郎知事が
購入すると16日に発言したことに対し、日本の周辺国は
どう反応したのでしょう。

想定通りにきっぱりNOを突きつけてきてますね。


まずは中国ですが、

中国外交部(外務省)の劉為民報道官は17日、
「釣魚島とその付属島嶼は古来中国の固有の領土で、中国が議論の余地のない主権を有している」
「日本側のいかなる一方的な措置も違法かつ無効」

とする従来からの主張を崩さない声明を発表しました。


中国メディアの財訊網は、

「中国の主権領土であり、日本が一方的に売買するのはでたらめの極み」
「日本の一方的な売買は国際法上、何の効力もない。夢の中のたわごとにすぎない」
「釣魚島は永遠に中国の領土である」

と反発しています。

また同記事では石原知事を
「前科累々の極右分子」「放言が大好き」
「有名な言説は南京大虐殺は虚構だったというもの」とも紹介しています。


中国ネットユーザや市民も猛烈に反発しています。

「中国は日本を丸ごと買い取れ」
「島を爆撃練習場として使おう」
「憎らしすぎる。魚釣島は私たちのもの。行き過ぎている。けんかするなら早くやってほしい」
 「(日本との)外交関係を絶てばいい。外交関係を絶つのが一番の解決法だ」


同じく領有権を主張している台湾もすかさず反応しています。

台湾の外交部(外務省に相当)は
「中華民国(台湾)固有の領土」
「外交部としては承認できない。日本政府は政治家に対し、
 一方的な行動で友好関係を損なわないよう、慎重な発言を呼びかけてほしい」

と改めて主権を主張しています。

台湾メディアの聯合晩報は

「尖閣諸島を最初に発見したのは中国人。1372年、これを領土と定め、命名したのは中国人だ」
「尖閣諸島の主権問題について、中台は口を使い、日本は行動を起こした。
われわれも実質的な占有活動に移さねばならない」と書いています。


では、尖閣諸島とは何の利害関係もない韓国の反応はどうだろうか?

韓国メディアは、

「妄言ターミネーターが挑発」「東京都知事の発言波紋」などと題して、
日本の代表的な右翼政治家である石原慎太郎東京都知事が、
民間人が所有している尖閣列島(中国名:釣魚島)の島々を東京都が
購入すると明らかにしたと伝えています。

これを読む限りでは第三者的な反応が多いですね。
いつもはお熱い方達ですが、さすがに尖閣諸島については
どうでもしてくれといったところでしょうか。

一部のネットユーザからは竹島(韓国名:独島)に絡めて
興味深い意見もあります。

「日本が実効支配として尖閣諸島について語るなら、
 韓国が実行支配している独島(日本名:竹島)問題まで影響を与え韓国にとって有利」

竹島を実効支配しているのは間違いなく韓国ですから、
これは私も懸念するところですね。


ここまで海外の反応をお伝えしましたが、

最後に紹介したいのは、波紋を呼んだ張本人の石原都知事の反論です。 

「どこの国が嫌がろうが、日本人が日本の国土を守るという、島を取得するのに
 何か文句がありますか? ないでしょ、皆さん」

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尖閣諸島 所有者 栗原家とは [経済]

東京都の石原慎太郎知事が爆弾発言!!16日、訪問中のワシントンで講演して、
中国や台湾と領有権をめぐって争っている沖縄県・尖閣諸島を、「東京都が買い上げる」
と発言しました。

え~、買い上げるって私有地だったの?

調べてみると尖閣諸島の5つの島(魚釣島、久場島、大正島、北小島、南小島)
のうち大正島以外はなんと私有地でした。

一体、所有者はどんな人物なんでしょうか?

もともと日清戦争以前から島を開拓してきた古賀辰四郎氏から
1972年に埼玉県大宮市の実業家、大地主の栗原家に譲渡
されたそうです。譲渡金額については、約4600万円。

そして、この島々には現在「賃借権」が設定されています。
借りてるのは、何と総務省ではないですか。

一体、いくらで貸しているのか?

魚釣島、北小島、南小島の3つに賃借権がついていて、

魚釣島:約2,110万円/年
北小島:約 150万円/年
南小島:約 190万円/年

なんと年間 2450万円!!!

4600万円の投資に対して2450万円のインカムゲイン。

これ以上の投資はあるのか!?という感じですね。

更に今回、石原都知事の東京都への譲渡は10~15億円程度
になると言われています。軽く購入時の約20倍ですね(~_~;)

既に交渉は基本合意に達していて年内契約締結を目途に
進んでいるようです。


栗原家は領土問題に対してこうコメントしています。
「本来土地というものは、先祖代々受け継がれるもの。
私が所有者である限り、あの島は日本の領土です。」

また政府関係者からも、山林などとの等価交換を持ちかけていたけど
「本当に領土を守ってくれるのか」という不安があったそうです。

石原都知事の東京都を信頼しての決断でしょうか。
確かに民主党政権の「国」では心配ですね。

とはいえ、領有権を主張している中国や台湾に波紋を呼ぶことは必至。
今後の行方に注目ですね。


 【尖閣諸島】
魚釣島(3・82平方キロメートル)と、北小島(0・31平方キロメートル)、
南小島(0・40平方キロメートル)、久場島(0・91平方キロメートル)、
大正島(0・06平方キロメートル)の5島と、3岩礁からなる島嶼(とうしょ)群。
石垣島の北北西約170キロに位置する。

 尖閣諸島は1895年、日本がどの国にも属していないことを確認して領有を宣言した。
1919年に中国漁船が魚釣島に漂着座礁した際、船長ら31人は島民らに救助されて無事に帰国。
翌年、中国(中華民国)から日本の島民らに「感謝状」が送られている。

 ところが、国連が71年に、尖閣付近の海底に石油や天然ガスなどが埋まっている
可能性を指摘すると、中国は「自分の領土だ」と言い始めた。

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